2012年10月
録画していたNHK大河ドラマ「平清盛」を見ていたら今回は鹿ヶ谷の陰謀がテーマだった。京都の鹿ヶ谷で平家打倒の陰謀を企てるという歴史の教科書にも載っている有名なエピソードである。鹿ヶ谷は「ししがたに」と読む。京都に住んでいたころ何度か鹿ヶ谷を通ったことがある。
京都の夏の風物詩と言えば送り火である。京都盆地の三方の山にそれぞれ一字を表す火を焚く。一番有名なのは「大」の字だ。左京区の銀閣寺の裏に登山口があり大文字山に登ることができる。私は学生時代に2〜3度登った。20〜30分程度で大の字まで行くこととができる。
大文字山に登ったのはたいてい友人のEIKと一緒だったと思う。彼はキャンプで使うバーナーや酒を持って登り「大」の横棒の左端あたりに座って一緒に熱燗を飲んだ。いつも夕暮れ時。だから酒を注ぎ数十秒後に目を上げると京都の街の明かりが増えているという感動的な夜景を見た。
大文字山からの下りは南に伸びる獣道を通った。下りきる直前あたりが鹿ヶ谷だ。夕暮れ時に大の字にいるので下りるときは真っ暗。京都の町はどこでも人が死んだ地だという話とともに月明かりと懐中電灯だけで歩く暗い鹿ヶ谷の地名に震えた。京都で歴史を感じた瞬間でもある。
モバイルWi-Fiルーターを解約したついでに最近のドコモのスマートフォンについて料金体系を教えてもらった。妻が使っているXperia arcは1年半ほどになり買い換えることを考えてもいい頃だと思い。また高速通信規格LTEのドコモXi(クロッシー)の通信量がWebで見ると意外に安いので。
まずXiの通信料金は5,980円と現在のFOMA契約より500円高くなるらしい。ただし通信容量3GB制限の契約なら4,980円と500円安くなる。妻の使い方なら十分だ。ところが通話料が曲者でFOMAのような無料通話を含むメニューがない。ドコモ携帯相手ならタダだと言うが高くなりそう。
スマホの問題はバッテリの持ちであって電話はガラケー(従来型の電話機)を使いネット回線だけスマホを使う方法はないか訊いてみた。私がドコモのガラケーとiPhoneの2台持ちだし。そしたらスマホには2台目なら通話をしない契約があって月3,980円なのだそうだ。今より1,500円も安い。
Xiのスマホ1台での契約より2,000円安い。それで古いガラケーを電話専用に持ったらいいのではないか。合計料金は今より若干高くなるが。電話のバッテリの持ちを気にせず最新のスマホを使えるなら検討する価値はあるような。聞けば2台目をタブレットにする人も多いらしい。
iPad miniとWindows8とアマゾンKindle (10月26日・金)
今日は注目の新製品の発売が集中している。まず第4世代iPadと小型のiPad miniの予約が今日から始まった。タブレットのタッチパネルにも対応したWindows8の発売日でもある。そしてアマゾンの電子書籍リーダーKindleの発売日。米国から随分と遅れたがやっと日本でも発売になった。
事前に噂があったiPad miniには期待していたユーザーが多かったようだ。ただ数日前の深夜の発表をツイッターだけで読んでいたが画面が高解像度のRetinaではなくiPad2と同じでしかも価格が高いと皆ががっかりする雰囲気が伝わってきた。iPad2を持っている私も興味はない。
もし欲しいとすればWindows版の高性能なノートPCだ。普段はWindows VistaのデスクトップPCで特に不便はないが出先で不便。MacBook Proはあるが17インチと大きくそもそもMacは使い慣れておらずソフトもあまり持っていない。そういう意味でWindows8には少し関心を持っている。
それよりKindleだ。iPadに似たカラー液晶のFireには興味がないがE Inkという表示機構でバッテリの持ちが8週間というKindle paperwhiteは欲しい。まずはiPhoneとiPad2にKindleアプリを入れて書籍でも持っている『藪の中』が0円だったから「購入」してみた。疑似Kindleで物欲を抑えているところ。
NTTドコモのモバイルWi-Fiルーターの契約を解約してきた。帰宅して確認したら2011年4月28日に契約していた。2年契約だから途中解約に9,975円がかかった。でも繰り返し書いているけど解約手数料を支払ってもIIJmioに乗り換えた方が断然安くなるのである。
そのIIJmioは通常128kbpsの回線速度で使うのだが500円でクーポンを購入すると100MB分だけ高速のLTEまたは3G回線で利用することができる。先週の風力発電説明会の最中にクーポンを購入した。その日のLTE/3Gの利用量は8MB。翌日も8MB。でも東京で使い果たした。
出張1日目の金曜は32MB。土曜は合計63MB使った。東京ではLTE回線だったかも知れない。地図も見たし産経新聞も読んだ。ツイッターのリンク先のブログやニュースも読んだ。ほぼ2日で100MBを使い切ったことに驚いたのだが使用方法が多少特殊だった気もする。
ドコモ回線を解約してしばらく128kbpsの低速で使おうと思う。地図を使うようなときには500円クーポンを買う。基本料金が945円だからクーポン10回すなわち5,000円分1GB使っても今日解約したドコモ回線より安上がり。問題はWi-Fiルーターのバッテリの持ち時間だけ。
金曜〜土曜で東京に行って同僚たちと話をしたとき前に来たのはいつかと訊かれた。確かN嬢が退職するときだから今年の3月だと答えたらそれは昨年の3月だと指摘された。あれから1年半も経ったのか。そんなわけで私の記憶は全くアテにならないのである。だからこの日記があるのだが。
今回の出張では行きにモノレールを使った。東京時代に住んでいたのが世田谷で渋谷から品川経由の京急を使うことが多く慣れてしまっていたが有楽町線を使うならモノレールで浜松町JRで有楽町経由が断然早い。徳島空港でスマホを使って検索して分かったことなのだけど。
徳島に引っ越してすぐ東京に行ったときは随分と疲れたが今回は乗り換えにあまり頭を使わず平気だった。感覚が鈍くなったのだろう。JR大塚駅前でホテルの場所が分からなかったときはやや焦ったがiPhoneの地図で確認して事なきを得た。時代も変わったということだ。
今回の東京で感じたことはミニスカートの女性が多くなったこと。一方で徳島空港待合室にいたビジネスマンのスーツは黒ばっかり。東京ではもっとバラエティがある。だから地方はダメなんだ。とは思わないが東京はただ街を歩くだけで刺激を受けるし発見がある。たまには行かないとな。
金曜日。上勝を出たのは7:21。9月に妻を送ったときより14分遅く出てみた。徳島空港に着いたのは8:34。9月より14分遅れだから前回と今回と渋滞度合いは同じだったということになる。次回はもう少し遅く出てみよう。この日は9:30発の飛行機で羽田。モノレールと有楽町線で護国寺へ。
東京に行ったら蕎麦だろう。昔よく通った近所の店に今回私を呼んだK氏M氏と行きざる蕎麦。午後から3人で打ち合わせ。15時半から始まる会議にやってくる各社の担当者と15時過ぎから名刺交換。終わって数えたら23枚。名刺入れのボロさに気づいてしまい恥ずかしい。
会議は報告事項がほとんどだが議長を務めるのはJ社での私の後任の後任。しっかり役割をこなしていて素晴らしい。仕事仲間も膨大な資料を用意して凄いなと思う。終えて17時半には外に出て近所の中華店。2時間で食べ放題飲み放題で3,500円。巨体のM氏による注文の量たるや。
2時間で外に出て池袋のバー。会員企業K社H氏含め6人。23時過ぎまで飲んで私は大塚。駅前のR&Bホテル。眠りが浅く12時までチェックアウトを延ばしてお昼頃に池袋LABIヤマダ電機を見学。JRで移動しリニューアルした東京駅を外から見て15:00発の飛行機。意外に混んでいた。
水曜日。「上勝・神山風力発電事業に係る現地調査について」説明会に行ってきた。人に教えられたのだが町のWebや広報紙に告知はなし。妻とギリギリに着いてみたら出席者は15人ぐらいだろうか。事業者のユーラスエナジーから2人と調査をするコンサルタントから2人。
前回あった環境影響評価方法書の説明会で集まった意見や我々が提出した意見書を一部盛り込み騒音・超低周波音測定箇所は上勝側3カ所に増えた。1日だけでなく風の強弱や風向きを変えて調査するらしい。少しは進展したが真っ当な調査をするなら当然のことだ。
驚いた新しい情報もあった。ミキサー車は上勝側の雄中面から上るらしい。1日50台が2ヶ月。騒音や景観や水源への不安の声が上がったがユーラスの担当は都合のいい回答ばかり。例えば騒音被害は1.5km以内と答えたが日本騒音制御学会の資料では2km以内で苦情があると書いてある。
告知がなかったのは自治会役員を対象にしていたかららしいが説明をなぜ小分けにするのか。6月だったか町議会を傍聴したとき町長が「住民の不安を煽ることになるから説明会を開く考えはない」と言い切っていたからおそらく町長の意向だろう。だとしたらこの発想も手法も最低だと思う。
日曜。MetaMoJi社のU社長専務夫妻と別れたのが21時半頃だったか。その夜は鳴門に泊まることにしていて上勝から徳島に出てビールを飲んでしまった以上このまま帰るのももったいない。かといって妻はあまり歩きたくないというので駅前の焼鳥屋で生ビール3杯とニンニク。
運転代行さんに電話したのは23:20頃か。鳴門の従兄弟の馴染みで何度か使ったことがある。でも日曜の夜。家にいると言っていたが鳴門の大津だから出てきてもらった。車を駐めさせてもらっていたS歯科から実家に帰ったのは24時を回っていたと思う。
翌日の月曜午前中は実家で新聞を読んだり母と話をしたり。お昼は鳴門の「すし勝」。4年前に神山で移住先を探していたときNPOのO南氏から聞いていたお店。その後J社の元取締役T本氏からも聞いて前々から行きたかったのだ。なるほど値段はそれなりだが美味しい。
鳴門の鮨屋はこれで4軒ぐらい行っただろうか。その中では「すし勝」がNo.1だと思う。でもコストパフォーマンスではどうだろう。帰りに妻と話をしたのだが小松島の「丸太寿し」の安さ美味しさを改めて確認した。それはともなく最近の鳴門はもう少し開拓しがいがありそうな。
日曜。「響」の練習が15:30からあって14:40頃に出たかったが妻が夜に会う方に渡したいと言っていた阿波晩茶を買い忘れたと慌ててご近所のY氏宅に買いに行き15時頃出発。遅刻した住吉の公民館で練習2時間強。妻が近所に住む私の叔父に偶然会ったらしい。練習が終わり車で駅前へ。
徳島駅ビルのホテルクレメント。私が大学を出た1988年から10年間勤めたJ社を創業した社長と専務U夫妻と18:30待ち合わせで会食の約束があったのだ。きっかけは現在彼らが経営しているMetaMoJi社が発表した新製品のニュースリリースが分かりにくいと私がツイッターに書いたことだった。
発表翌日の夜に何が分かりにくいか酔っぱらって書いた。どうすれば分かりやすくなるかも書いた。それを何と初子専務が読まれたらしい。それで先週メールをもらった。徳島に行くから会えないかと。恐縮しつつ何度かメールのやり取りをして妻も一緒に行くことにした。私は8年ぶりぐらいだろう。
妻はJ社の広報の仕事をしていて私と知り合ったのにU社長と挨拶できなかったと怒っていた。加えて私がよく話をするから一度会いたいとも言っていた。そして話題は昔話と製品PRのこと。個室で和食をご馳走になり1Fまで下りて見送って頂き恐縮。真剣に何か考えないといけないかな。
今回のゲストはNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーのF事務局長と担当のK氏。まだ30歳そこそこのFさんは防衛大学校を出た元航空自衛官。Facebookに書いたが防衛大学校を卒業した人を私は無条件に尊敬している。実際に普段付き合ってさらに彼女に私は敬意を持っている。
毎回何を取り上げるか苦労する。今回は10日前に打診して打ち合わせをしたのは4日前。出演してくれることが決まればFさんなら安心。前回はNHKの取材があったから何やこれや大変だったが今回は準備が遅かった割には安心して配信に臨めたような気がする。
ただ配信自体はM君もN氏も呼ばずに8月に続いて私とT氏の2人だけで担当。8月にやってみた経験があるから大丈夫だと思いつつ細かな点は忘れていたり。前日2時間ほどかけてマイクの選択を含め機材を接続して準備。今日も私は夕方の早い段階でテストを開始。
配信は頼まなかったがM君が見学に来て緊張もした。今回は写真点数が多く切り替えのタイミングで失敗した点はあったが無事に終えてホッとしている。同時視聴の最高39。24時前まで皆で雑談。さらに上勝のスタッフ3人で26時頃まで反省会。終えてWeb修正。午前4時に終わった。
アマチュア無線の144MHzハンディトランシーバーのマニュアルに先週だが目を通した。理解したのはスケルチのレベル調整とメモリスキャンだけ。スケルチを上げればノイズが減るが微弱な信号が聞こえなくなる。スケルチを下げれば微弱な信号も聞き取れるがノイズがうるさい。
スキャンすると136MHzから174MHzまで信号を探そうとする。業務用無線が150MHz近辺だったと記憶しているが信号は入るもののノイズばかりで意味のある通信は傍受できない。これでは意味がないのでアマチュア無線に使われる領域だけをメモリに入れてスキャンできるようにしてみた。
でも信号は入らない。ここは山だが谷に位置する。山が邪魔して電波が届かないのだ。外部アンテナに繋げればマシかと思ったが無線機のアンテナ端子は初めて見た形式。ツイッターに書いたらSMA端子と教えられた。仕方がないのでアマゾンでSMA端子とBNC端子の変換コネクタを買って。
でもダメ。145.200MHzと145.260MHzに信号があるがノイズだけ。ちなみに山の上444mポイントまで17:30頃に行ってみたら145.040MHzと145.120MHzに信号が入った。でも聞こえたのは通信の片方1局のみ。144MHz帯で徳島市あたりと交信するのは難しい様子。残念。
テレビ大阪で先週全10話のドラマ「忠臣蔵」をやっていた。月曜朝に偶然見つけて途中からだが予約録画しておいたものを見た。中村吉右衛門が大石内蔵助。奥方に何故か黒木瞳で浅野内匠頭の夫人は牧瀬里穂。さほど古くはないがつい最近のものでもない。
忠臣蔵の物語はNHK大河ドラマで初めて知ったのだと思う。調べてみたら1975年の「元禄太平記」だ。5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が主人公で石坂浩二が演じていたのを覚えている。でもこれが忠臣蔵だったことは忘れていた。大石内蔵助は江守徹が演じていたらしい。
記憶にあるのは内蔵助が遊び惚けていたシーンと内匠頭未亡人の瑤泉院に血判状を届けたシーン。討ち入りのシーンも覚えているが後から再放送を見たのかも知れない。むしろ吉保が如何に嫌らしく出世していったかという方の記憶が深い。石坂浩二の好演ゆえか。
テレビ大阪版「忠臣蔵」はそれなりに面白かった。多少のミスキャストがあっても大石内蔵助が重厚で吉良上野介が悪顔だとそれだけで十分なのかも知れない。お上の片手落ちに対し艱難辛苦を乗り越えて死をもって主君の恨みを晴らし庶民から喝采を受けるという物語。堪らんね。
日曜は9時から射手座造船所でペンキ塗り。これは5年前に国民文化祭で日比野克彦氏と住民が作った大きな木製の船である。私の移住前に作られたものだが我が地区の象徴みたいになっていて東京から来たお客さんを私は必ずここに案内する。そこに防腐防止の薬剤を塗るのである。
妻が聞いていただけで何をするのか知らずに行って着替えに戻ったりして私が作業を始めたのは10時頃。しゃがんだり脚立に登ってひたすら塗る。いただいたおにぎり3個を食べて午後も。舳先の色を私が間違って塗って皆におちょくられ最後に一人で塗り直し。まぁ目立たなくなった。
終えて借りた脚立を返しに行き記念写真を撮り15時頃から船の中で宴会。N谷さんが機材を持ち込み船制作時などの写真上映。私も昨年の結婚式の映像を映そうネットブックを取りに帰ったりディルプレイケーブルをT氏が取りに行ってくれたり。19時頃に解散しただろうか。
続いてすぐ下の会堂での宴会に誘われていたので参加。24時頃まで騒いで散会。さらに先日のテレビ番組のYさん宅。最後は酔っぱらった私たちが夫婦喧嘩。何やってんだか。月曜は昼頃起きてもまだ酔っていて「響」強化練習にも行けず誘われていたテニスもできず。全く廃人状態で。
アマチュア無線用の無線機を借りてきた。144MHz帯のハンディトランシーバーだ。144MHz帯というのはアマチュア無線が使える電波周波数のことを指し日本では現在1.8/3.5/7/10/14/21/24/28/50/144/430/1200MHz帯の決められた周波数を利用することができる。
144MHzはテレビの地上波に近い周波数だ。波長は約2m。28MHz以下のHF(短波)帯の電波であれば上空の電離層と地球との間で反射を繰り返して遠方まで届くのだが144MHzのVHF(超短波)の電波は基本的に見通し距離内しか飛ばない。その代わり混信は少ない。
私はVHFの50MHz帯で1977年にアマチュア無線局免許を取得した。大学時代にUHF(極超短波)430MHzのトランシーバーを購入して現在は430MHzだけの免許を持っている。だから144MHzの無線機があったとしても免許がないので法律上は電波を発射することはできない。
でも受信は自由だ。そこで先週木曜に「響」の練習に行くとき車の中で電波をウォッチしてみた。入感したのは車載運用の2つの交信だけ。夕方の徳島市内でも交信はほとんどない。かつて144MHz帯はおっちゃんたちばかりだと敬遠していたが私もおっちゃん。寂しいなぁ。
MVNO回線の話はまだ続く。IIJmioのSIMを入れたバッファローのモバイルWi-FiルーターDWR-PGを使ってiPhone4からアクセスして3日。IIJmioのWebサイトで確認すると1日目はテストだけだったが4MB使った。2日は徳島市に行って合計11MB使っていた。3日目は1MB。
2日目は位置情報を利用したソーシャルメディアfoursquareで写真をアップロードしたほかFacebookを数度ブラウズ。夕食時にはツイッターを読んでいたので数百のメッセージをダウンロードした上にリンク先のニュースサイトを表示させた。メールも7通ぐらい受信した。
それで11MB。「響」の練習に行ったときだから練習のたびに10MB使う可能性がある。月に80MB程度。そのほかの外出で使うことを考えれば月に150〜200MBぐらいだろうか。これが私の月間のデータ推計利用量。高速LTEを利用する場合は月に1,000円のクーポンが必要な計算だ。
128kbpsという速度に大きな不満はない。実質500kbps程度は出ているようでもあり。2週間程度このまま使ってみてデータ量を精査してからLTE対応クーポンを買って速度を試してみようと思う。まだ3日しか使っていないが料金を考慮すれば今のところ大いに満足している。
IIJmioのSIMがバッファローのモバイルWi-FiルーターDWR-PGで使えないと昨日書いた。その後ふと思い立ってファームウェアをアップデートしてみた。期待を持って接続テストをしてみたが失敗。ファームウェアの問題ではなかった。仕方がないのでバッファローにはドコモのSIMを入れ直した。
ところがドコモSIMでの設定が分からなくなり接続テストで失敗してしまう。あれれ。本家本元のSIMさえ使えなくなった。仕方がなくマニュアルを取り出して設定を確認。そうしたらPINコード入力欄が空欄になっている。与えられたPINコードをこれまでは入れて設定していたのだ。
もしやと思いバッファローにIIJmioのSIMカードを入れ直し設定欄でPINコードを入れずに接続テストをやってみたら一発合格。これでバッファローDWR-PGでもドコモHW-01Cでも双方でIIJmioのSIMが使えるようになった。とりあえずバッファローにIIJmioを入れドコモにはドコモのSIMにしている。
バッファローDWR-PG(正確には互換品ドコモBF-01D)はLTE対応らしい。しばらく128kbpsのまま使い近く500円クーポンを買って理論上の下り最大75MbpsのLTE回線も使ってみよう。それで月1,470円。月5,998円のFOMA回線は9,775円を支払って今月中に解約することになるだろう。
IIJmioからSIMが今日午後届いた。先日来書いているがドコモの電波を使ってデータ通信をするために安く提供されているMVNOのカードである。夕方から設定を開始。まずはSIMをバッファローのモバイルWi-FiルーターDWR-PGにセット。久しぶりにブラウザの画面を開けて設定。
ところが接続テストでエラー。何度やっても同じ。仕方がないのでドコモのSIM契約とセットで買ったHW-01Cに入れてみた。最近は主にこの小さなルーターを使っていたからSIMの交換だ。初めて見たかも知れないWeb画面で設定してみたらこちらはあっさりネット接続ができた。
IIJmioのWebでバッファローDWR-PGは動作確認済み端末リストに入っていない。でも動作確認済みのドコモBF-01Dと中身は同じだから使えるはずだと思い込んでいた。このままではLTEは使えないのか。残念だが仕方ない。今の契約では500円のクーポンを買わないとLTEは使えないし。
さて通信速度は128kbps。15年前に主流だったISDNの理論上2倍に過ぎない。ところがiPhoneから測定したら下り0.74 Mbpsと上り0.21Mbps。規格値128kpbsより下りは5倍も速い。いずれにしてもFacebookもツイッターも利用に十分な速度で当面これで使ってみるつもり。
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© 2012 Takashi INAGAKI