2006年12月
母の朝食を気にする妻が起きるので私も7:30起床。早く起きてもやることはなく10時過ぎに深大寺へ出発。本当は初詣に行くのだろうが混雑を嫌って今日。有名な深大寺そばを年越しで食べるため。お寺を一巡して妻と義母と母は渋谷に向かい私は途中下車して先に帰ろうとした。
ところが私が乗り換え電車に乗ったところで妻からメール。買ったばかりのデジカメをそば屋に忘れたと言う。私が店に電話したが忘れ物はないと言う。お店の客に盗まれたんだと慌てる妻も駅に着いてから店に電話したがやっぱりないらしい。
買って以来撮ったデータをまだPCに移していない。デジカメなら買い直せるが写真は困る。再度電話して「盗難なので警察に届け出るから店に戻る」と伝えた。そしたら直後に妻に電話があって「あった」と言う。どちらにしても戻るつもりだったので再び深大寺に行き回収。
最初の電話で店が「ない」と言った理由はともかく再びお寺にお参りした。1回目のさい銭は10円だったが今度はお礼で100円。渋谷に移動した妻たちはあまりの人出に早々に退散したらしい。夜は18:30からビール。弟が犬と一緒に50分歩いて来たがすぐに帰った。
夜は紅白をHDRで飛ばしながら見た。義母が途中でマンションに帰り妻と実母と3人で年明け。ベランダに出て除夜の鐘を聴く。
母が来たのだが腹が立って仕方がない。羽田発のバスは到着1時間後だから電車を乗り継ぐ方法を前日に教えていた。着いた頃から何度かメールをするが全く返事なし。渋谷から路線バスに乗ったと連絡を受けたが停留所に着いたとメールがあっただけで電話しても出ない。
妻が慌てて迎えに行ったがその間何度電話しても出ない。東京に着いているのか移動できているのか心配しているのに連絡を寄越さないとはどういうことか。何のための携帯電話でメールなのか。到着後ひとしきり怒ったが年寄りの連絡にはうんざりした。
夜は予約していた近所の焼き肉屋。いつも行く韓国系のお店だが今日は満席。何人もが入れなくて帰っていた。いつも義母と3人で行くところ今日は4人でいつもより多く注文して丁度いいぐらい。ビールのあとは今日も私は朝鮮人参酒。
義母は自分のマンションに帰り夜は母と妻と私。母の相手は妻に任せているところ。やれやれ。これが3日まで続く。
何社かの株式を持っている。と言っても各社単位株程度でほとんどが購入時より下がっているので仕方なく持っているに過ぎない。さて年末なもので掃除ついでに未開封の封書を開けていたら中間配当の支払い通知書が出てきた。1社を除いて今日が支払いの最終日。
合計すると6,000円ぐらいになる。そんなわけで郵便局。ついでに配当金の銀行振込手続きのはがきも出した。実は1社は決算期が違うようで支払期間が終わっていた。数百円の配当だから別に構わないのだがその封書からは株主優待券が出てきた。
私が利用しているあるサービス会社の料金割引券だ。割引額はこのサービスに支払う年額の20%に相当する。はがきを送れば銀行振込で返金してくれるらしい。期限も書いていない。そんなわけでせっせと振込先を書き込んで郵送した次第。
それにしても年末。封筒は開けてみるものだ。というより今まで開けずに放置していたのが悪いのだが。
火曜日。A社の忘年会で銀座。豪雨の中を地図を見ながら行ったら同じ会社の別の店。10分以上歩いて辿り着いたけど後から路線図を見ると30分は無駄にした様子。ともかく結局酔っぱらった仕事納め。
今日は友人K氏と夫婦で隣町。20時の予約でK氏は21時。結局25時までいて今日も酔っ払い。タクシーで送ってもらった。お昼は渋谷で私の元同僚A氏と妻と3人で。仕事の話なのだけどサンドイッチを昼食で食べながらというのはどうだろう。
明日も仕事。とはいえ会議が1件。思うこと書くべきこと諸々あれど別の機会にする。頭で考えすぎないこと。周りの大多数の意見には従うべきこと。ということを思う。
今年1年。本当の気持ちを誤魔化してこなかったのだろうか。毎日を楽しく少なくとも家族や仲間と嘘のない日常を送ったのだろうか。そう考えると私は自分の環境および妻に感謝する。
妻の今の仕事の後見人みたいな業界大手PR代理店社長が書いた『PRの時代』のことは8月2日の日記に書いた。今回は別の切り口から書かれた新書版である。矢島尚『好かれる方法 戦略的PRの発想』(新潮新書)。
前著は広報の必要性やPR代理店業界を紹介する趣だったのに対し今回の新書は広報の基本姿勢やPR代理店が実践しているPR手法などが紹介されている。前著が経営者向けだったのに対し今回は広報部門の新人または広報に興味を持つ人全般に書かれたように見える。
著者がPR業界に入ったきっかけや初期の頃の思いなどとともに広報担当者に求められるの本質的な姿勢が語られる。PRは宣伝ではなく関係を向上させる活動である。そう繰り返し書いていてPRの本質を伝えようという気持ちが伝わってくる。
キシリトールや六本木ヒルズに多摩川のタマちゃんなど事例紹介もあって各案件で何をやったか具体的な活動内容を踏み込んで書いている。と言っても前著に比べてのことであって活動内容全てが分かるわけではない。あくまでエッセンスだけ。
それでも広報担当者も読む価値がある。初心を思い返してくれるし実践例の中にはヒントもありそうだ。特に広報部門の新人や志望者は読めば勉強になるだろう。文体も読みやすく2時間で読める。
風邪なのである。そもそも金曜日に異常に眠く生体エネルギーが低下しているような気がしていたのである。冬至だったもので義母が用意してくれたゆず湯に入りビールを飲んで週末だから構わず起きていたら調子が悪くなってしまった。
土曜に買い物に行っただけで大人しくしていたが不調のまま。今日は義母の部屋に家具が届いたのでレンジ台を組み立てに行った。高さを調整しながら1時間強。暖房を入れてもらいコートを着て作業していたら動くもので暑くなって結局汗だく。
帰宅して汗が冷えてますます不調。そんなわけで午後は横になっていたのだが熱はなく悪くなるわけでもなく良くなるわけでもなく。明日は忘年会だが大人しくしておこう。そんなわけで久々の不調日記。今日はここまで。
携帯電話のイヤホンがまた壊れた。これまで2004年10月と2005年4月と12月に買ったし友人からもらったものもあって4つを使った。今までは物理的に壊れたような気がするが今回壊れたのはマイクだけ。相手の声はクリアに聞こえるが私の声が相手に聞こえない。
19日にかかってきた電話から壊れていたと思う。そのときは電波の状況が悪いのだろうと固定電話からかけ直した。20日の電話が同じ症状で変だと気づいた次第。普段バッグの中に無造作に押し込んでいるし扱いは乱暴だから壊れても仕方ないけど今回使えたのは1年だけ。
価格が高い製品ではないが機構は単純なのに壊れる頻度が高すぎると思う。ともかく20日に2度かかってきた電話では音が聞こえるギリギリまでケータイを耳から離しマイクだけを口元に。2分ほど話して頭痛はないが極端に疲れた感じ。
イヤホンを使わないと私の脳は電子レンジで暖められるのだ。何度も書くが携帯電話と電子レンジと無線LANは周波数帯が近い。そんなわけで昨日ヨドバシで新しいイヤホンを買ってきた。初めて使うソニー製。今度は1年以上持ってくれるだろうか。
スカイプとFinePix Z5fdとポータブルDVD (12月23日・土)
今日もヨドバシ。今回は妻の買い物。まずはスカイプ用グッズ。お店の人に相談して2つ買った。1つは会社で使うUSB接続の受話器型。イヤホンをジャックに差し込んだままだと受信が音で分からないかと思い。もう1つはマイク付きヘッドセット。こちらは自宅のPCで使う。
次はデジカメ。友人がブログ用に食べ物を撮っているのに刺激されて自分専用のものが欲しくなったと。私のがF31fdだからIXY 900ISを買わせて使い分けようと目論んだが妻は常に持ち歩きたいからとにかく小さなものが希望だと言う。
店頭ではIXY L4に興味を持ったようだがお店の人に強く奨められて結局はエビちゃんCMの富士フイルム FinePix Z5fd。34,800円にポイント20%。純正ケースとxDピクチャカード1GB。小さなCCDで屈曲レンズだから画質は私のF31fdに劣るがとにかく小さくて軽い。
最後はポータブルDVDプレーヤー。今まで使っていたのは会社のものだから自宅用に改めて。結局使い慣れていたことと旧型になって格安だったので会社のものと同じ機種。昨年もそうだったが冬にヨドバシに行くときは体調が悪い。熱っぽく怠くて今日はビールなし。
先日三菱東京UFJ銀行で口座を作るとき窓口の女性が「以前京都で口座をお持ちでしたね」と言う。そう言われれば三菱銀行で口座を作った。1981年。大阪千里で何泊かして注射を打たれる人体実験のアルバイト料の振り込み用に作らされたのだった。
手元に当時の通帳があったので見たら新大阪支店で「ご新規100円」しか記されていない。割と高額なアルバイト料が振り込まれて後に全額引き出しているはずだが。それで思い出したが学生時代には仕送り用に京都銀行の口座もあった。出町柳支店だったはず。
J社に入ってから車のローン用に阿波銀行本店営業部で口座を作り後にマンションのローン返済用に川内支店でも作った。百十四銀行徳島支店の口座もある。福岡に行ったときは支店が多いから便利だろうと地元の福岡シティ銀行天神支店でも口座を作った。
みずほ銀行は個人用と家計用の2つの口座がある。みずほと三井住友と阿波と三菱東京UFJはネットバンキング対応である。信用金庫も加わり数えれば残高があって使っているものだけで6口座。一つに集約するのは無理だと諦めることにする。
高校時代のクラスメートの忘年会が昨夜あって私に連絡をしてなかったと今朝になって幹事から謝罪メールが届いた。同報メールでやりとりしていた最初の頃は届いていていち早く参加表明していたものの最近メールが来ないなぁと思ったことはあったが気にせずにいた。
しかし同報メールから誰かが敢えて私のアドレスを削除したとしたら私はよほど嫌われていることになる。だとしてもそんな子供じみたことをするヤツはいないはずだし変だなと思って一応届いていた分のメールを調べてみた。
そこで見えた理由。日程に○×を入れるようにエクセルで作られた添付ファイルの予定表にそもそも私の名前がない。この予定表が届いた後に幹事を誰がするかの話題を私が書いてそれ以降のメールがない。だから幹事はこの表をベースにメールを送り直したと推測。
呼びたくないほど嫌われているわけではなさそうだが表に名前がなくても気づかれないほど影が薄いことは確かなようだ。とは言え昨年は忘年会と称して会ったが最近10年で1〜2回しか会ってないから私にしてもクラスメートの誰かの名前がなくても気づかないと思う。
ともかく幹事のミスというより最初に予定表を作ったヤツが悪そうだ。>O製薬のD君。でも実はこの表を私自身が見てなかった。見たら名前がないぞと言っただろうに今になってそれに気づいたわけで自業自得だったというのが結論である。
先日契約したマンションへの義母の引越。引越業者は1人が朝8:48に到着。妻によると私たちが今のマンションに引っ越すとき見積に来た人だという。そのときは別の業者に頼んだがいい人だったので義母の前回の引越と今回はこの業者に頼んだら偶然この人が担当した様子。
引越屋さんは2人のはずだが早く着きすぎたとかで1人だけで作業開始。いつも思うがプロは早い。荷物を積み込んで私たちは徒歩で移動。搬出はエレベータがない3Fだが搬入は1F入口すぐ。結局10:10に全作業が終わった。都合たったの1時間22分。
12時頃3人でファミレスで昼食。13:30頃に電器店から配送を受け冷蔵庫を設置。ソファや机とレンジ台など家具の配達は後日。それまで落ち着かないが引越関連では98%の作業が終わった感。夜は土曜日によく行く焼き肉屋でビールと人参酒。
焼き肉屋の帰りマンション前で義母と別れた。引越は順調だがホッとしたというより今は寂しさの方が強い。すぐ近所にいるのだが部屋が空になって感じる侘びしさ。でも妻は大もうけして2世帯住宅を建てると息巻いているのでそれを信じて夫婦でがんばることにしよう。
三菱東京UFJ銀行の法人口座でインターネットバンキングをしようとした。アスクルで買った代金の振り込みである。そしたら1日あたりの振込額の上限を超えていると拒否される。たった1,950円なのに。
いろいろ調べて振込額の上限の初期設定が0円であることが分かった。これを修正するまでに30分。ともかく振込ができると喜んだら手数料が525円もかかる。調べたら法人口座の手数料は高い。最後の実行前に思いとどまりATMに出向くことにした。そしたら半額で済む。
一方で義母のマンションの家賃を毎月支払うために自動送金手続きをしようと思った。三菱東京UFJ銀行に出向いて書類を書いていたら手数料が630円かかるがいいかと言われた。こちらは個人口座だが自動送金は高いのである。恐れをなして手続きを諦めた。
それで家賃振込口座の信用金庫に行った。ここで振り込めば手数料は0円。だからといって毎月振込に行くのは面倒である。それでここでも口座を作った。数ヶ月分まとめて入金しておいて自動振込を利用することにした。そんなわけでまた口座が一つ増えてしまった。
毎週見ていたNHK大河ドラマ「功名が辻」は先週が最終回だった。友人が「静かに楽しかった」と言っているが同感だ。4年前の「利家とまつ」と時代もストーリーも役者のタイプも似ていて安心して見られた点も大きかったかも知れない。
250年後の幕末で坂本竜馬や中岡慎太郎を輩出した郷士と呼ばれる土佐の下級武士がなぜ江戸時代を通じて怨念を溜め続けたのかよく分かった。郷士にとって山内家は従うべきものではなく幕府は敵だったのだ。
では関ヶ原で裏切って徳川に付いた毛利はどうだったんだろう。幕府を敵視しながら何もしなかった島津はどうだったんだろう。今年読んだ『逆説の日本史(12)』によると毛利も島津も関ヶ原前後の戦略を反省し教訓としたために幕末の行動があったと書いてある。
このあたりの事情に焦点を当てたドラマがあれば面白いと思う。徳川幕府前夜の山内毛利島津が主人公のドラマがあって翌年のドラマでは幕末の土佐長州薩摩を描くようなもの。それぞれの組織や人に10世代もの間どのように感情が伝えられ行動原理になったのか興味がある。
主人公のがんばりや政治的な立身出世や経済的な成功ばかりを描くのではなくて地域性や方言や地域文化の伝承という側面からも楽しめるドラマになるのではないかと思う。
妻が仕事で付き合っている友人の女性がスカイプで話そうと妻に提案したらしい。私にセッティングして欲しいと言ったのが土曜日の深夜。いろいろ調べてプログラムをダウンロード。5分程度でセットアップできてしまった。
スカイプ名というのを登録しておいて相手を呼び出す様子。MSNメッセンジャーみたいなものの音声版だと理解。友人のスカイプ名を聞いていたら日曜夜にパソコンから呼び出し音がして電話がかかってきた。パソコンから聞こえる音声はとてもクリアで普通の電話と遜色ない。
マイクはIBMノートかNECに付いていたもの。途中からイヤホンを付けてあげたがときどき途切れるらしい。我が家のネット環境はADSLで回線速度は5.5Mbps程度だからなのか。光ファイバーにできればいいのだけど。
イヤホンとマイクは使いやすいものを買った方がいいかも知れない。私はWindows98SEだからスカイプは使えない。Vistaになったら考えてみよう。と言ってもわざわざスカイプで話す相手もいないのだけど。
義母のマンションで使う家電製品を買うために午後から新宿。冷蔵庫電子レンジ炊飯器を買った。我が家の炊飯器も買い換えて4点で8万円。妻と義母に任せっきりで実は15万円ぐらいになるのではないかと想像していたが杞憂だった。私は2人と離れカメラ館で一脚を買った。
次は電車に乗って30分。郊外の家具店。3年前に食卓などを買った店。妻と義母は先週2人でカーテンを買っていたのだが今日は先週目星を付けていたソファとテーブルなどを買いに。さらに折りたたみ椅子とレンジ台とラグと私たちの自宅用レースのカーテン。
と言ってもここでも2人に任せきりで私は別のところで物色。自宅で仕事をするにあたってラックが欲しいと思っていてアスクルで買うつもりだったけど理想的なものを見つけて結局その場で買ってしまった。
若い男性店員さんと話をしていてその気になった。技なのか人間性なのか。その店員さんは奨めるわけでもなく私の質問に答えていて不安に寄り添ってくれるというか。例えば悩みながら相談して決めたとたんに「圧迫感は大丈夫ですか」と別の観点から再検討を奨める。
万事そんな調子で私の不安と違う視点の意見を言いながらテンポ良く説明してくれる。それでいて乗せられたわけでもなく気持ちよく買い物ができた満足感が残る。思い返すに彼は販売の天才ではないか。技か人間性かは分からないけどプロから買った幸福感。
私が主に利用している銀行は東京に引っ越してきて近所にあったという理由だけで富士銀行改めみずほ銀行である。その後給与の振込手数料を浮かせる目的のD社に作らされた三井住友銀行福岡支店にも口座がある。そして先日とうとう三菱東京UFJ銀行にも口座を作った。
今の最寄り駅には三菱東京UFJ銀行しかないのである。それはいいのだが隣町に行った昨日義母の部屋代の自動引き落としの手続きをしようと思ったらその支店では手続きができないという。私が口座を作ったのは旧三菱東京銀行で隣町は旧UFJ銀行だからとか。
噂には聞いていたが本当だったんだ。自動引き落としの書類が違うらしい。書類がまだ統一できないことはいいとしても両方の書類を用意して郵送で受け付けるようにすれば済むと思うが。隣の三井住友銀行では郵送受付の書類を渡されたのに何だかなぁ。
パソコンでさえ違うメーカーで互換性があるのに同じ看板で互換性がない銀行があったことに驚き。でも近所にあるという理由で使わざるを得ない。それでも行くたびに腹が立つ粗野な対応のみずほ銀行よりはマシか。不便だから本当は三菱東京UFJ銀行に集約したいのだが。
今さらなのだが一応読んでおいた方がいいかと思いアマゾンで買っていた。著者の毎日新聞や月刊アスキー時代を私は知らないがA社で一度会ったことがある。 佐々木俊尚『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』(文春新書)。
キーワード広告の威力がいくつかの具体的な例で紹介されていたり新聞社サイトの利用に関するエピソードなどを含め既存の業界からは「破壊戦略」に見える動きなどが紹介されている。ロングテールやアテンションというキーワードを使って。
後半は「グーグル八分」やアドセンス停止に中国政府の閲覧容認など存在の大きさ故の問題が紹介されている。ただし全般にわたってグーグルの影響やネットで何が起こっているか全く知らない人を対象に書かれていて説明が丁寧すぎる。
おそらくIT業界にいる人は改めて読むまでもないと思う。週刊アスキーなりインターネットウォッチを読んでいれば理解していることばかり。私は2日間の通勤時間で読めた。IT業界にいても業界動向に無頓着な人は読んでおいた方がいいかも知れない。
加入している健保組合から配布された万歩計を最近持ち歩くようにしている。最寄り駅まで10分弱歩くのでそれだけで数千歩になっている様子。だいたい平均すると1日あたり6,000歩ぐらい。距離に換算すると4km〜5kmほどになる。
多分同じ万歩計を使って1日4,000歩を少ないと驚いている友人がいるが私は逆に多いと思った。ちなみに最近1週間での最高は約13,000歩。7〜8kmに相当する。鳴門の実家から歩けば空港を越えて加賀須ノ橋あたりか。秋田町から歩けば川内まで帰れそうだ。
徳島時代は徒歩5分の距離でも車を使った。駐車場まで歩いて車に乗って駐車場から歩いてやっぱり5分かかっても歩かない。オフィス内では歩くしかないし会議やトイレや喫煙やらで結構歩いたがそれでも1日合計1kmも歩いていなかったと思う。
1日4kmも歩けば十分じゃないんでしょうか。これ以上歩いたら疲れるし。通勤で私は基本的に座らないしエスカレーターも歩くので人より歩いていると思い込むことにしておく。それにしてはまた太り始めたのが気になりつつ。
年賀状を考えないといけない。昨年は喪中はがきで宛先だけ11月に印刷して終わり。一昨年までは写真を使って富士フィルムのショップに出して印刷してもらっていた。でも今年は使えそうな写真がない。というより写真を使うのも恥ずかしくなってきた。
そんなわけで今年は裏面も考えないと。ようやくそんな気になって作業を始めた。使うのはJ社の「楽々はがき」。分かりやすくてレイアウトの自由度が高くて使いやすい私のお気に入りソフトである。
まず住所録の整理。前にも書いたが住所録はOutlookで管理している。楽々はがきの住所録は古いのがあるし足りない宛先もある。結局OutlookからCSV書き出しして楽々はがきに追加読込。紆余曲折の末に重複するデータを削除しデータを整理した。そこまでに1時間。
さて問題は裏面。我が楽々はがきは2004年版。プログラムは満足しているがイノシシの画像が欲しくて最新版を確認した。ところがサンプルはどれも完璧にデザインされていて自由度がなさそう。縦書きが多くてメールアドレスなどの追記を考えると使えるサンプルがほとんどない。
仕方なく2004年版のCDを見てみると意外にも使えるイラストがあるではないか。そんなわけで「楽々はがき2004」だけで素人デザインながら文章も入れて作成した次第。早くはがきを買ってきて印刷しないと。
FinePixを買って約1ヶ月。こまめに持ち出して使ってみている。あちこち持ち歩きたいからベルトに通す3,000円近くする純正ケースも買った。日経パソコンに純正品は耐衝撃性が高いと書いてあって納得していたこともあり。
利点については11月26日の日記に書いたとおり高解像度の画質とフラッシュ性能は素晴らしい。それによって場所を選ばない総合的な撮影性能はとても満足している。Lumixほど小さくないがズボンのポケットにも十分入る。モード切替が簡単なことも利点。
不満があるとすればやはり画角。パーティでは広さがあるから広角側36mmでもよかったが少人数で食事していて撮影するときなどギリギリ後ろに寄っても苦しいことがある。28mmでなくてもいいから32mmぐらいで構わないからもう少し広角があればと思う。
一方で手ぶれ補正は特に必要性を感じない。元々効果が分かりにくいし感度を上げれば手ぶれ補正と同等の効果が得られる。高感度は手ぶれと被写体ぶれの両方をカバーするものであって高感度で十分な画質があればそれでいいと使ってみても思う。
そんなわけでFinePix F31fdはお奨め。来春モデルが広角になるかどうかを見極めるのも一手。私は買ったばかりだからマイナーチェンジで終わって欲しいが。一方で期待する気持ちもあって。そうなると私も買い換えてしまうかも。
PDAと同期するOutlookを使って日々のスケジュールを管理するようになって3年が過ぎた。Outlookに入力された過去のスケジュールは一定期間が経つと別の過去データファイルに移される。もちろん過去データも見ることができるが私のPCでは数ヶ月飛んでる時期がある。
A社のOutlookでは表示される。おそらく過去データに移行する期間設定を3ヶ月とか6ヶ月とか変えたことでデータがなくなったのだと思う。そこでA社の過去データファイルを持ちだそうとしたら112MBもある。仕方なくA社に持ち出し申請をしてCDにしてもらった。
過去データには送信済みメールも含まれているようだ。送信メールには添付ファイル付きもある。だから112MBにもなる。私が必要なのは予定表のデータだけだが仕方がない。ともかく持ち帰ったCDを自宅のPCにコピーして紆余曲折の末どうにか読めるようにした。
今回この件でOutlookを隅々まで見たが日常使うソフトでこれほど分かりにくいものはない。メニューに一貫性がないように見える。同じ項目でもメニューが違ったり右クリックのプロパティでしか出てこないものさえある。ATOKとの相性も悪くイライラすることも多い。
Vistaバージョンでは使いやすくなるのだろうか。私の過去予定表にはそれでも2ヶ月ほど空白の期間がある。設定を変更すればデータが飛ぶ場合もあるのに警告すら出さないOutlookは最低なのである。
先日申し込んだ義母のマンションの契約で午後から雨の中を歩いて管理会社の不動産屋に行った。小さな4畳ぐらいしかないような店。店主は先週内見したとき会ったので2度目。あまりに狭くてビックリしたけど説明はとても丁寧だった。
借りたのは8.5畳フローリングの1K。天井が高いからか広く見えた。築15年だが新しく見える鉄筋3階建ての1F。部屋の入口は鍵ではなく暗証番号。石油ストーブは禁止だが灯油店の大家さんから買えば大丈夫だとか。エアコンもあるしその必要はなさそうだけど。
契約途中に大家さんが挨拶に来た。管理会社の説明も丁寧だし礼金敷金が各1ヶ月ずつというのも良い。損害保険も書類を渡されるだけが多いのに損保会社の営業マンを呼んでいて直に説明を受けた。あとは連帯保証人である妻の書類と印鑑証明を送るだけ。
ともかく管理会社も大家さんも高齢者を敬遠する気配もなく真面目に商売している感じがあってとても良い。引越の業者と日は明日に決めたい。カーテンほか電気製品の買い物は来週にしよう。そんなわけで生活と仕事の環境整備の実感があった土曜日。
自宅で仕事をするならビジネスホンが必要だろうと調べている。私は携帯電話とメールだけで十分だが妻が本格的に自宅で仕事をし始めると携帯電話では料金が高くなりすぎる。それに名刺の番号がいつまでも携帯番号というのも格好悪い。
そんなわけで今のADSLアナログ回線とは別にISDN回線を引こうと思っている。番号を2つ持って留守のときはそれぞれの携帯に転送するようなシステム。これはNTTのサービスを使う。問題は2番号への着信にどの電話機からでも出られるビジネスホンの機能である。
調べてみると滅茶苦茶高い。電話機3台で工事費込み30万円ぐらいする。うち2台はコードレスで工事など不要だろうけど。それで個人用電話機を使って運用でカバーできないかと考えてもみたが今ひとつ。
いろいろ調べて中古電話機を扱う業者を見つけた。それでも工事費は高いと思うが現地に出向いてくる人の経費を考えれば仕方ない。ここ数日メールや電話で相当に細かなことも聞いたが丁寧に答えてくれた。真摯な営業姿勢に好感を持った。
例えば電話の転送システムは機器を導入するよりNTTを利用した方が安くて便利だということを言う。私が散々調べたマイラインも私が調べきれなかったプランを提案してくる。そんなわけでほぼ決定。丁寧で真面目な会社と仕事をすると納得感が違う。いい業者に会ったと思う。
一太郎の添削機能を使っていて仕様の酷さにビックリした。私は一太郎は好きでよく使っているがこれは許せない。既にJ社の友人にはメールしたがあまりに酷いので報告する。
例えばAさんが書いた原稿をBさんとCさんの2人が添削機能で赤入れするとする。Bさんの添削は何ら問題ない。ところがCさんが添削するとBさんが書き込んだ赤字をDeleteすると消せてしまうのである。Bさんが書いたことはなかったことになってしまう。
さらにBさんがDeleteした取消ライン部分でCさんがDeleteするとBさんの取消ラインが消えてAさんの元原稿に戻ってしまう。自宅で気づいてバグかバージョンが古いからかと思いA社の最新バージョンでも試してみたが同じだった。
なぜ今まで改善しなかったのだろう。逆にこの仕様だから役に立つことがあるのだろうか。この仕様から言えることは一太郎では添削者は一人しか想定していないということだ。おそらく一太郎は使用者を区別できていないのだと思う。これでは企業のグループワークには使えない。
もちろんWORDはこんな仕様ではなく自動的に色も変えてくれる。だから添削機能を使うときこれからはWORDを使おうと仕事仲間に提案した。バージョンアップは目先の新しさではなくこういう基本的なところにも目を向けるべきだと思う。
A社で著作権問題に関心がある記者さんを集めた懇親会を行った。と言っても参加者は4名。こちら側の参加者を合わせて10名。話は今ひとつ盛り上がらずあっという間に1時間半。なかなか一つのテーマでみんなが話すことは難しい。
終わって飲み会も設定していたが参加者僅少にして中止。スタッフら5人で飲みに行った。前半の話題は真面目に懇親会の反省会。何が悪くて何が良くて次回はどうすべきかと真剣に議論。結論はないがこういう真面目に仕事のことを話せる関係はとても良い。
飲み会の後半は仲間たちの異性関係の話。と言ってもギャグのような話題を針小棒大にして楽しんでいるだけ。抱腹絶倒で大いに笑ったので許してチョ。
かつてJ社でも懇親会をやったことがあって帝国ホテルの小さな部屋を借りて24時まで話をしたことがある。ホテルから再三時間オーバーだと注意されながら経験のなかった私は話の切れ目を捉えられずズルズル。そんなことも思い出した。
義母の部屋を今の自宅とは別に探し出したのが先週。探さなければと思いつつ高齢者の一人暮らしが嫌われると昨年探して身にしみていたから今ひとつ気乗りせず先週からにずれ込んでいた。土曜日に申込書は送ったから審査はあるが意外に早く決まるかも知れない。
土曜日に4軒5部屋を見て速攻で決めたのは3年前に今の自宅を決めるまでにタッチの差を経験したから。当時最初に見た物件が気に入り翌日申し込んだら即日決まったと言われた。いい物件は動きが速いのだ。
今回の部屋探しで最も重視したのは今の自宅との距離である。義母にはできれば食事を作って欲しいし日曜日にはいつものように夕食の後風呂に入っていって欲しいし毎日でも顔を合わせた方がいいと思っている。そのためには近さを最重視した。
昨日最後に見た2軒3部屋はマンション間は徒歩1.5分。マンション内の階段含めて2分。こんなに近い部屋は近所に200室もないはずで空き部屋は5つ程度だと思う。その数少ない空き部屋に当たったわけだから急いだわけだ。
決まるのは最悪で来春になるかとも覚悟していた。一応審査があるのでまだ楽観はしていない。契約者は私で保証人が妻。これでダメだと振り出しに戻るが意外に近所に空き部屋があったことで少しホッとしたりもしている。
ベトナム人Hさんの研修生受け入れの話は切ない。研修生とはいえ安い労働力という側面もあるのだろう。ベトナムの貧しい農村部からやってくる若者は20歳前後だが学力は中学生程度で何より習慣の違いを教えるのが大変なんだと言っていた。
大家族主義のベトナムで研修生の親は1万ドルの保証金を出すのだそうだ。研修生の逃亡防止らしい。おそらく1日1ドルで食べられるだろう農村で1万ドルはもちろん借金である。日本円に換算すれば数千万円の借金をして保証金を差し入れたようなものだと思う。
日本での月給は6万円。うち帰国時に返却される強制的な預金が2万円。住居は受け入れ先が用意するが食事代に1.5万円。残り2.5万円を親に送金するそうだ。残業は違法だが受け入れ先企業と研修生の利害は一致するので違法残業が常態化しており時給たったの350円。
ベトナムでは畑のイモを1本失敬しても気にされないが日本では犯罪。強制送還された人もいるらしい。その場合には違約金としてさらに1万ドル。事故を恐れて電車移動は禁止。携帯電話もダメ。恋愛も御法度。それが異国で3年間続く。
研修生同士の恋愛で子供ができると帰国させられ保証金と違約金で2人に4万ドルの借金だと言っていた。日本でいなくなって犯罪組織に入るようなことを防ぐのが目的なんだろうけど恋愛禁止はちょっと酷いなぁと思う。文化が違うだけだと大目にみてやれないのだろうか。
6月にベトナムに行ったとき2日目のハノイでガイドをしてくれたHさんから来日していると連絡を受けたので妻と2人で新宿で会ってきた。彼は経済産業省の関連組織の現地事務所で働きながらアルバイトでガイドをやっていたが辞めて別の日本関連の仕事をしているのだとか。
そこの仕事でベトナム人研修生の受け入れなどで来日したらしい。昨日は友人の女性留学生のところに泊まったというから驚いたがよく聞けば奥さんのお姉さんで大学時代の友人なんだとか。ハノイの日本語教師で東京外語大に留学中らしい。
それより驚いたのは今年3月に結婚した奥さんは国営テレビ局のフランス語アナウンサー。写真を見せてもらったが超美人。本人も含めベトナムでは少ない高学歴の本当のエリートなんだろうと思う。
今回の日本滞在は3ヶ月。数年前には日本政府の研修で2年間日本にいたそうだから日本食はだいたいOK。彼はまだ食べたことがないというしゃぶしゃぶをホテルで。彼からはベトナムコーヒーをもらった。
いずれは日本とベトナムを繋ぐビジネスを自分でしたいと言っている。私たちにできることは今はないけど情報交換だけはやっていこうと思う。
再び義母が住むアパートを探し始めた。1年前とは異なり今度は義母の希望ではなく私たちの都合である。私は自宅で仕事をすることが増えたが日中の義母は自分の部屋の中でもテレビをイヤホンで聴いたりして私に遠慮しているように見える。それは申し訳なく。
リビングの隅で仕事をしている妻も本格的に自宅でいるようになると義母は息が詰まるかも知れない。義母にはのびのび日中を過ごしてもらいたいし妻も私も含めみんなが遠慮なく過ごせる環境があった方がいいと思った。そんなわけで。
秋には3人で暮らせる大きな家を探していたが賃貸料が高すぎる。礼金敷金に仲介手数料と引越代で数百万円になるかも知れない。義母だけなら数十万円で済む。そんな経済的理由もあり。それで先週末に妻と駅前の不動産屋を訪ねた。
高齢者の一人暮らしは大家が嫌がって難しい。紹介されたのは2件だけ。木造2階の築27年2DK。もう一つは鉄骨2階の築33年2DK。自宅からは徒歩6分と徒歩8分。今日見に行きさらに近所の空き部屋の管理会社に電話して内見。その直前に不動産屋から新規物件の連絡も。
昼の2件より近所の3件目が良い。料金は高いが広い。広さの割に安い。何より徒歩2分の近さ。ほとんど決定な気分だったが追加で案内された物件も見に行った。逆方向に徒歩2分。1Kの8.5畳と10畳。広くはないが新しい。帰宅して3人で悩んだが決めて速攻で申込書を送った。
夕方から池袋。サンシャイン60近くのビルに行き保険屋のY氏と合流して居酒屋へ。最近ときどき会う元同僚。基本はただの飲み会だが今回は法人が使える保険についてレクチャーを受ける。
個人事業の法人化を節税目的だと取る人がいるが税金だけを考えれば法人にすると損をする。芸能人レベルで収入が多ければ得なのかも知れないが私のレベルでは明らかに損。税理士さんからも聞いていたけど事業の受け皿として個人事業では難しかったのである。
さらに今年の新会社法で設立はしやすくなったが個人所得におけるサラリーマン控除分が法人の損金にできなくなったらしい。いくつか例外はあるようだがこの理由においても税法上で法人化のメリットは全くない。メリットは世間体だけだ。
ちなみに曖昧に書いてきたが会社は妻が代表取締役になる。形式上の役割分担だが営業センスは妻の方が数段上なので都合がいい。売上も妻の事業が大きくなるはず。冗談で言っているのだが私は営業以外の経理情報システム法務広告宣伝広報総務庶務人事を管掌する。
税務署に届けを出して税理士さんにコピーを送っておいたら都税事務所に出すべき書類の不足を指摘された。そんなわけでまだ手続きは終わらないのである。
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© 2006 Takashi INAGAKI