2006年11月
AERA最新号(12.4号)巻頭の「時代の気分は新コーハ」という記事の中に気になる記述を見つけた。「ジュリアナ東京が閉店した94年の翌95年から『失われた10年』が始まった」というもの。「絶対的な価値観を失った時代」であって共通の声は「不安感だ」ったとある。
95年はWindows95が発売された年。秋のWPC Expoの会場で同期入社3人と交わした会話を覚えている。1人はMSに転職していたE氏で「Windows発売前に転職すればおいしい」と言った。もう1人は主力製品の開発責任者で疲れ切っていたようで「もう僕は諦めた」と言った。
私は「もう少しがんばってみる」と応えた。そうは応えたが私の精神の風向きは変わり始めていた。今から思うと私の心のベクトルが明らかに変わった変曲点は翌96年だと思う。プロバイダ事業でコンテンツ開発の発表が続きJavaOneに参加した年。
ベクトルが変わったのは私だけの問題だと当時は思っていた。後から考えても当時の会社特有の事情だったと思っていた。そうではなく日本社会全体の気分だったんだというのが今回の記事を読んで思ったこと。だったら私一人が悩むことではなかったんだろうなと思う。
10年経たないと正しい評価はできないのかも知れない。個人の行動にしても精神状態にしても。だとしたら悩まず目の前のことを楽しみながら懸命にするのが賢い選択なんだろう。歴史から学べばそういうことになる。
今週の出来事をまとめる。火曜日は午後ラーメンを食べに行ったらダイビングの私のインストラクターが偶然いて話をしながら食べた。今が海中は暖かくて透明度も高くてお奨めだと言っていた。講習で中耳炎になったと言ったからか食べ終わると速攻で出て行ったが。
ラーメンの後は税務署。法人設立届など9つの書類を提出。書き方で分からないところもあったから相談も。前回声をかけてくれた若い女性が相手だったのだが彼女の間違いが2つ。1つは私が押し通し1つは上司を連れてこられて私の負け。「理由」を指導されて追記しただけだが。
隣の東京都税務事務所にも設立届が必要なのは理解していたがここでも定款のコピーと謄本が必要らしく一旦家へ取りに帰る。謄本が1部しか残っておらず都税事務所に行く前に法務局で謄本を取得しておこうと思ったら印紙代がない。謄本印紙は1部1,000円もするのである。
コンビニに行きお金を下ろし再び法務局に行き謄本を取りやっと都税事務所。片道徒歩20分の税務署を2往復。夜は大塚の鮨屋。昨日書いたとおり。現金が足りずボスに数千円出してもらう情けなさ。ちなみに夫婦関係は元に戻っています。
水曜日はお昼に新宿。最近メールや電話のやりとりが頻繁なK氏と昼食。ヨドバシでデジカメの純正ケースをポイントで購入。夕方から有楽町。某メディアを訪問。皆さん偉くなってしまった懐かしい人たちと商談1時間。新橋汐留に移り同僚S氏と元同僚3人であれやこれや。
大塚の鮨屋で妻とボスと飲んで来たところ。妻との関係において愉快な場ではなく考えることいろいろ。夫婦関係はもろいものだと思う。認めている面もあるが嫌な面も否応なく見える。酔っぱらって暴走していることより話が平行線なのが悲しい。
泣き上戸や笑い上戸があるように説教上戸または攻撃上戸もいる。相手のことを揶揄したり挑発したり。敢えて口論に持ち込でいるようにも見える。自説を述べるばかりで反論を許さない。素面でもやる人がいるが酔ってやるのは逆に自分に自信を持っていないからだろうか。
今までも腹が立つことは多々あるが話せば妥協できるところがあったと思う。ところが何度も繰り返してこれが本性あるいは本音だと分かるようになると距離を置きたくなる。そこに触れるのは避けたくなり避ける範囲が広がってくるような気がする。
こう書いていても結論は出ないので今日はここまでにする。
FinePix F31fdは「顔キレイナビ」という新機能をウリにしている。IXY 900ISにも同様の機能がある。要はカメラが人の顔を自動的に判別してフォーカスと露出を適切にするという機能だ。顔を傾げたり斜めを向くとダメだが正面だと結構しっかり判別してフォーカスを当てる。
結婚パーティではこれも多用した。人の顔を自動認識してフラッシュの光量を適切に調整してくれれば撮影者は楽だ。手に馴染んだカメラならシャッター半押しでロックして構図を変えればいいがカメラの使い方を知らない人に撮ってもらうときの中抜けを防ぐ効果がある。
それとタイマー撮影にも使える。同様の機能を持つIXY 900ISはタイマーでシャッターを押すとその時点での顔認識で固定されるそうだがF31fdはシャッターを押した後でもフレームに入ってきた顔を認識してフォーカスを当てる。記念撮影に有用だと思う。
IXYにはないシャッター優先/露出優先モードもある。これとマニュアルとオートの3つのモードでISO感度の上限を変えておけばシーンモードも含めた4つをダイヤルで変更しながらさまざまなパターンで撮れる。結構これは私好みの機能と操作性だと思うわけである。
先週買ったデジカメFujifilm FinePix F31fdを昨日のパーティで初めて本格的に使った。暗いパーティ会場での失敗写真の少なさは特筆に値する。Panasonic Lumix FX01やCanon PowerShot G1だと3〜4割が失敗になるだろう状況にあってF31fdの明らかな失敗は5%程度だった。
最大の要因はフラッシュ性能の高さにある。FX01のフラッシュでは白飛びして背景が暗くなった。G1は光量を調整できたが手動で面倒。ところがF31fdでは被写体との距離に応じて光量を自動調整する。ISO感度を高めにして背景の光を拾い弱めのフラッシュで全体がきれいに写る。
FX01でもG1でもフラッシュだと不自然なのでなるべく使わないようにしていた。その結果ブレて失敗写真が増えるという悪循環。ブランケットで同時に何枚も撮ってブレのない偶然の1枚を選ぶという方法をとっていた。一方F31fdではフラッシュが自然だから積極的に使える。
フラッシュなしの撮影でもオートだとISO1600まで上がるからブレがなく失敗写真にならない。高感度ノイズも1600ならほとんど気にならないレベル。ブレがなく明るく写るからノイズがあっても気になるほどではないわけだ。
台場には初めて行ったのだが夜景がきれい。ここでも撮影してみた。ここでは夜景モード。さすがに手持ちでは無理で欄干に置き2秒タイマーを使った。夜景モードはともかくF31fdの高感度とフラッシュ性能はとても実用的だと思う。
大手新聞デスクで7月にサイパンに一緒に行ったK氏の結婚パーティが台場フジテレビにあるレストランであった。出席者は名簿を見ると約90人。新聞の方は7人で新郎の中高大時代の友人が多数。一番盛り上がっていたのは奥さんの職場の大手建設会社系不動産会社の人たち。
立食だがテーブルごとに分けられていて私と妻は徳島・長岡組。徳島からは食品卸S社の社長を弟に譲って自身で立ち上げたお菓子材料の通販会社社長S氏。香川や東京福岡で実店舗を持ち急成長している。それと牛乳パックや豆腐の充填機メーカーのU社長と義姉のUK社長。
長岡からは3人。話をした若い方は造り酒屋7代目だと言っていた。地震と水害で打撃を受けたが復興させているのだとか。当日配られたNIKKEI.NET風号外にはサイパン海中写真が載っていてしっかりPHOTOとして私の名前も。さすが新聞社。著作権表示はしっかりしている。
お開きの後はお菓子通販で急成長のS社長と妻と3人で2次会。S社長の東京進出の頃に妻が一時仕事をしたことがあって話はスムーズ。ゆりかもめから山手線で話ながらヴォルティス徳島の役員もやっているというS氏とサッカーのことも。山手線不通で品川からタクシー。
仕事に繋がることを期待しているわけでもないけど話をする人との関係においては仕事に繋がりそうな話題が多数。皆が新郎K氏を通した友人の友人であって妙に密な感じ。そう言えばK氏の高校時代の親友だというJ社の人とも話をした。人と人はどこかで繋がっているのである。
NHK土曜ドラマでお遍路さんがテーマの4回シリーズが放送されている。設定が徳島にある実家のお寺に15年ぶりに帰省するというものだったのでHDRに録画して見た。1回目の主人公が阿波踊りを見るシーンで画面左端に我が「響」のM君が映っている。エキストラだったんだろうか。
ドラマはお遍路さんがテーマだから般若心経を唱えるシーンがある。その影響だろうか。あるいは先日読んだ『誤解された仏教』の影響か。または来年2月は父の3回忌だと思い出したからだろうか。20日の月曜日に突然お経を読みたくなった。
早速アマゾンで注文したのが『真言宗(檀信徒勤行)』。般若心経は一度覚えたことがあるしここに収録されているお経は一通り唱えたことがある。といっても13年前のことで般若心経の一部を除いてすっかり忘れていた。
そこで早速CDからMP3に変換した。それで6年前に買ったメモリたった64MBのMP3プレーヤー「MPman」にコピーして水曜日から通勤時に聴いている。電車の中でイヤホンをしている人は多いがお経を聴いているのは私ぐらいなものだろう。
本当は経本を見ながら自分で声を出さないと覚えないとも思う。でも覚えるのが目的でもないのでヨシとする。しばらく般若心経と十三佛真言が通勤のお供なのである。
会計ソフト「弥生会計06スタンダード」を買って今日インストールした。ヨドバシでポイントを引いた方が安かったのだが2500円相当のガイドブックが付くので直販で買った。今まで個人ではOrangeBookProというシェアウェアを使っていたが法人では税理士さんに合わせてこれにした。
少しだけ使ってみたが経理の知識が全くなくても仕訳ができるような工夫があって分かりやすい。経理の細かな実作業をすることで会計全体のことを把握したいという私の目論見はかなえられそうな雰囲気。ソフトをあれこれ試用することは好きなので勉強のために好都合である。
それにしても弥生はよく言えばユーザーコミュニケーションに熱心である。悪く言えばしつこい。購入直後からあれやこれやとメールを寄越す。登録が済んだだとか「お困りのことはありませんか」とか。製品が届く前からサポート案内メールが既に数通来ていると思う。
製品発送の案内がなくサポート案内メールが来るので製品が届くのだろうかと不安になったほどだ。製品が届いてみればサポート案内メールのタイミングは悪くない。製品画面にもメーカーからの告知欄がある。しつこいとは思うが初心者にはありがたい機能かも知れない。
実際の使用は追々やる。まだ売上がなく経費もほとんど使っていない。印鑑や通帳と現金を入れる小さな金庫も買おう。会社ごっこのようなものだが会社組織の経理業務を一度ゼロから把握してみたかったのである。そういう目的においても弥生会計はなかなか良い。
10月27日に書いた「若手広報担当者の会」のパーティに行ってきた。品川プリンスホテル新館。OB/OGと現役を合わせ160人ぐらいと言ってただろうか。上は50代から下は現役の20代の広報経験者ばかりのパーティである。
私が所属したのは93年。当時6つぐらいの分科会があって私は1年だけ参加した。同じ分科会では私以外で3人が来ていた。そのうちの一人で10年前に新聞記者と結婚して退職したT建設のKさんとは久しぶりに話し込んだ。福岡で私と近所に住んでいた話とか。
同じ分科会ではKさんのほかホテルの広報責任者Sさんとビール会社のUさん。初対面の方はほとんどが20代だったが現役広報さん何人かとも話をした。旧知の方は94年に阿波踊りに来られた大正製薬のS氏と当時NECの広報だったK氏。
NECのK氏とは13年前ですら1〜2度しか会ってないはずなのにK氏から声をかけられた。当時のNECとの関係で私は意識していてよく覚えているのだが彼も同じだったようだ。並んで写真を撮った。そしてJ社で私の後任だったT氏と現役広報のT氏とOさん。Oさんは初めて会った。
現役広報のT氏は数年前にはこの若担会の会長も務めたと聞いた。今回も若担会OBながらスタッフとして大活躍の様子。初対面のOさんにJ社OBのT氏と二人で昔話を語る。知人は少なかったが楽しいパーティだった。現役のT氏とは改めて飲みに行こうと思っている。
日曜日はパッチを穿いた。有り体に言えばズボン下または股引である。寒さを我慢していいことは何もない。体を冷やすことが病気につながると何年か前に本で読んで以来素直にパッチを穿くようになった。
月曜日は今シーズン初めて灯油を配達してもらった。昨年は10月30日からファンヒーターを使っていると日記にあるから3週間も遅い。それだけ今年の秋は暖かかったということか。まだ本格的に使うほどではないがこれで安心できる。
年末年始は今年も帰省しない。2月に父の3回忌法要があるので2ヶ月続けて帰るのはもったいない。かといって正月に母を一人にしておくわけにもいかない。そんなわけで今年も東京に呼ぶことにした。昨年は義母を含め4人で京王プラザで2泊したが今年は止めた。
京王プラザのお正月プランは聞けば毎年来ている人が多いようだ。が4人で2泊すると出費もそれなり。母用だけ隣町のビジネスホテルを予約しようかとも考えたが夜一人で帰ってもらうのは気の毒だと妻が言う。そんなわけで今年は自宅に泊めることにした。
昨年はホテルで義母と同室だったので今年は自宅の義母の部屋に寝てもらう。妻がレンタル布団を手配している。私はマイレージを使って無料航空券を予約した。さて正月に東京でいてどこに行こう。混雑は私が大嫌いなので結局家でいそうな気もするのだが。
ホームオフィスで仕事を始めて買い換えたいと思っているのがFAXである。今のFAXは多分1996年にJAS(現JAL)のマイレージの景品でもらったものだと思う。日立のB4感熱式。コードレスの子機が1台付いていて我が家の固定電話は未だにこれを使っている。
今のマンションに越したとき電話/FAXを買い換えることも考えた。リビングと私たちの寝室と義母の部屋に子機が3台あると便利だと思った。でも電話はさほどかかって来ない。電話/FAXも壊れないので今に至っているところ。
仕事で使うにはFAXはB4が欲しい。そこで買い換えを前提に調べてみたら今の家庭用FAXは普通紙A4ばかりでB4がない。あっても少しで感熱紙だけ。これでは仕事に今ひとつ。
妻はカラーレーザープリンターが欲しいとも言うからこれも調べてみた。そしたらさすがにビジネス用。価格の高さにビックリした。一番安いエプソンでもB4FAXを前提にするとオートフィーダーなどオプションを付けて80万円近く。
80万円を投資して見合うだけの売上があるのだろうか。ホームオフィスでも仕事は仕事。たいていの仕事はインクジェットプリンタで十分なのだが。リースにしても高いだろうなぁ。というわけで新しいデジタルグッズを見つけて実は製品比較が楽しかったりするのである。
我が家のプリンタはhpのインクジェット複合機である。今は私のPCと接続しているが無線LANを使っている妻のノートPCから印刷できなかった。なのでプリンタを共有設定して妻のPCからも印刷できるようにした。この方式だと私のPCの電源が入っていないと使えないのが難点だ。
そこで昨日ヨドバシで見つけたプリンタサーバーが使えればと調べていた。各社の製品は1万円以下で買える。どうせならスキャナの画像取り込みにも対応した双方向通信機能がいい。ところが対応プリンタを選ぶらしい。私のhp複合機に対応したプリンタサーバーを見つけられない。
プリンタを共有するならファイル共有もしたいと思いNASも調べてみた。機種によってはプリンタ共有機能を持っているものもある。若干の期待も持ったが我がhpは対応していない。結局NASはネットワーク・ストレージとして使うほかなさそうだ。これもVistaになったら考えよう。
プリンタも不便だが今の構成でしのぐしかなさそうだ。スキャナはほとんど使わないから1台に接続されていれば済む。いずれネットワーク対応のプリンタを買うことにしよう。それより問題ないのは実はFAXだったりするのだが。
FinePixのオートフォーカス時のガガガ音が気になっていたところ妻が出かけるというので一緒にヨドバシに行ってきた。店頭では周りの音がうるさくよく分からないが店員さんに相談すると店頭デモ機2台と聞き比べ私のものが一番大きいと言う。あっさり交換してくれることになった。
新品2台を箱から出し聞き比べたが今度は差が分からない。でもせっかくなので別のものに替えてもらった。自宅で聞いてみる音は気にならなくなったが液晶表示が悪くなった気がする。実は全て気のせいかも知れず本当に悪いのかどうかも自信がないのだけど。
ついでに買い物を少し。全てポイント払い。デジカメの液晶保護シールとマウス用手首パットにミニ電球2個と電球型蛍光灯4個と丸形蛍光灯4個。合計7,280円分。動かなくなったロアス製USBハブの代わりを買おうかと悩んだ末に今日はパス。Vista機を買ってから考えることにする。
今日もJ社のカスペルスキーを見に行ったらロシア人女性は3人いた。ノベルティで配っていたジュース缶のフタをもらった。店頭を目的なく歩いていると発見もある。手首パッドもその一つ。もう一つプリンタサーバーも見つけて欲しくなった。少し調べてみようと思う。
ヨドバシはデジタル大好き男の子にとってテーマパークみたいなものだな。ジャンル別の勢力図やトレンドがリアルに分かって面白いし。それにしても土曜日午後は凄い人出。年末商戦も始まったような賑わいだった。
注文していた富士フイルムのデジカメFinePix F31fdの発売は18日(土)と聞いていたのに16日に入荷したとの連絡があった。そこで今日ヨドバシに行って少し触っただけであっさり買ってしまった。予約特典とかでエビちゃんのフォトアルバムをもらった。
xDピクチャーカードは1GBが先日まで8,980円だったのに5,980円になっていた。カードが半額になるから予約したのに有り難みが減った。トータルで安くなったからいいのだけれど。ヨドバシカードで3,000ポイントもらえるというので初めてのリボ払い。これでxDカード代はタダの計算。
そう言えば今朝yabushoさんから新製品発売の連絡をもらっていたのでヨドバシ2Fに行ってみた。金髪のロシアの若い女性が話していた。J社が発売した新しいウィルス対策ソフトである。ロシア製の緑のパッケージ。カスペルスキーとかいうらしい。
その場にいた営業担当に見覚えがあって話しかけた。かつてD社時代に大阪で店頭デモをしたときお世話になったS氏。去年から東京にいるのだとか。S氏と話をしていたら今度は秋葉原でデモをしたときお世話になったY氏がやってきたのでご挨拶。新製品の担当らしい。
帰宅後F31fdで遊んでいる。夜の室内で撮っているとあっさりISO1600まで上がる。そこそこの画質でフラッシュなしで平気で撮れる。マニュアルモードISO400までで2秒タイマーで手ぶれを抑えるとベストかも。それよりオートフォーカスの度にガガガと音がするのが気になるのだが。
自宅のPCの調子が悪い。起動直後に内部プログラムの強制終了メッセージが頻繁に出る。それでも普通に使えるのだが正常終了しないこともあるし終了しようとして再起動することもある。NEC ValueStar。2000年2月に買った。Pentium III / 500MHzのWindows98SE。
最初64MBだったメモリは2回に渡り増設して今は254MB。USB2.0×3+IEEE1394を備えたPCIボードを拡張スロットに入れてある。PCカードで有線LANに繋いでいる。一方で初期のCD-ROMドライブは動作せずFDドライブも挿入口を壊してしまい今は使えない。
満身創痍である。数年前からもうダメかと思いながらも持っている我がPC。6年半経った。買い換えるとしてもWindows Vistaまで待つつもりなので今はもう少し頑張って欲しいと思っているところ。液晶ディスプレイは問題ないしあと数ヶ月。
2001年2月に買った妻のThinkPadも同時に買い換えたいと思っている。最有力候補はNECだ。我がPCは満身創痍だが根本的な故障はないのでNECを信頼している。今やPCの選択ポイントは部品の組み合わせに関する経験値とサポートだと思う。この点でNECが一番だろう。
アプリケーションは妻のPCにはWORD/EXCEL/PowerPointとATOKにウィルスバスターがあればいいので直販モデルにするつもり。私のPCにはShurikenと一太郎とOperaを追加すればOK。ビジネス向けでDELLも候補。Vistaが出たら本格的に検討し始めるつもり。
宮崎哲弥氏が週刊文春で書いていたので買った。秋月龍a『誤解された仏教』(講談社学術文庫)。正直言って私には難しかった。釈迦の教えについての解説や宗派の考え方の解釈に異を唱えたりしている。ところが私は基礎になる解釈を知らないのだから分かるわけがない。
そういうわけで飛ばし読んだが理解できたところもある。例えば15章の宗教には2つのタイプがあるという話。1つはキリスト教などの一神教で「救い(信)の宗教」と書いている。「神なる絶対者を立てて、それに対する信仰によって救われる」とする類型。
もう1つが釈迦の初期仏教や中国の禅仏教で「救いの神も立てず、救われるべき人も実体として認めない、その意味で無神・無霊魂説をとる」。「日常的自我(エゴ)が本来の自己(セルフ)を自覚することで、真実の自己を実現する」「覚(さと)り=Awakeningの宗教と呼ぶ」。
釈迦の教えは人間として生きることが苦であり生まれ変わり死に変わるほどの苦はないことを前提にする。この輪廻からの解脱する涅槃を求めその結果として釈迦は「無我の我」という本来の自己を覚り解脱した。これが仏教の本質である。・・・と書いている。
だから本来の仏教は生きている人間のものであって死後の霊魂などは仏教とは無関係のことだと著者は断じている。無神・無霊魂なのが仏教なのだと力説している。そういう点の理解はできた。それなら私も深く仏教に帰依するのも悪くないとも思う。
会社を作ると税務署への届出が必要になる。設立申請の前に届出セットを地元の税務署からもらってきていたのだが税理士さんに問い合わせると足りない書式がある。そんなわけで昼食がてら再び地元の税務署に出かけてきた。
税務署に出す書類は用意された書式が6つとそのほかに4つ。用意された書式のうち2つは特に不要だろうと判断して4つだけにしようと思う。それでも何をどう書いていいか分からない項目多数。公的な書類ってどうしてこうも分かりにくいのだろう。
税務署に行って書式が100種類もあるような棚から必要なものを探していたら事務員の若い女性が声をかけてくれた。奥に案内されて女性3人がかりで書類を出されて簡単に説明してくれた。税理士さんから聞いていた書式は今はない様子。法律は毎年変わっているんだと実感する。
帰宅後4つの書類の項目を埋める。分からないところは飛ばす。自分で作る書類が2つ。こんなのでいいんだろうか。ともかく明後日あたり三たび税務署に行って相談してこようと思う。税理士さんに任せれば4万円で済むことなのだが。
ビジネスマンとしての私の欠点は英語と会計だと自覚している。今回の会社設立は会計経理をゼロから学ぶいい機会だと思っている。全てを税理士さん任せにせず自分でやってみて細かな手続きから積み上げて全体像を把握したいと思っている。そんなわけでこれは勉強なのである。
会社の登記が完了した。11月1日が設立日である。株式会社にしたのは実は深く考えてはいない。突き詰めれば昨年あたりに制度化されたLLP(有限責任事業組合)などが良かったかも知れないが営業的には株式会社が最も無難だというに過ぎなかった。
ちなみに今年施行の会社法によって有限会社という形態はなくて新規に設立はできない。その代わり最低資本金制度が撤廃されて株式会社は1円でも設立できる。数年前に1円起業が話題になったがあれは特例であって条件があったが新会社法によって恒常的な制度になった。
株式会社とは本来は広く投資家から資金を集め土地や生産設備を整えるためにある。鉄鋼や自動車や造船など第2次産業の企業に相応しい形態である。1600年代の英国における東インド会社が株式会社の始まりだという説には納得できる。リスク分散の仕組みでもある。
ところが現代のサービス業や頭脳労働であれば株式会社である必然はないはずだ。特に私のようなホームオフィスでファミリービジネスに設備投資は必要ない。PCとプリンタと電話があればいい。本来の意味における株式会社である必然は全くないのである。
それでも株式会社にしたのは例えばLLPの説明をするのが面倒だったに過ぎない。株式会社なら誰も何も疑問に思わない。つまり世間に迎合したに過ぎないとも言える。そのことを下らないと実は私は思っている。理想より現実を優先した結果である。
露骨な表現で恐縮だが私にとって筑波と言えばフリーセックスである。何もない広大な土地に建設された筑波大学では学生のために大学が管理する学生マンションが造られた。男子棟女子棟があるが有名無実で娯楽がないから学生はセックスするしかなかったという話である。
フリーセックスの筑波大学。私が大学に入学した頃聞いた。高校の先輩からも週刊誌でも見た。これは大学が管理する寮が舞台というのがミソだ。建学少し前の大学紛争を反省した政府が学生を政治的に骨抜きにするため実験的に隔離してフリーセックスの場を与えたという説である。
単なる噂である。と後に思うようになっていたが19歳の私にはインパクトが強かった。そこで筑波大学出身の同僚に聞くとあっさり「事実ですよ」と言われる。少なくとも男子寮女子寮では同棲しているカップルも女子寮から朝帰る男は珍しくなかったそうだ。
もしこれが政府の意図だとすると実験はうまくいったのだと思う。その後の日本では思惑通りに運んだとしか思えないのである。悲しいかな私は蚊帳の外にいたのだが。先週行って筑波大学の校舎や学生寮の横を初めて通ってそんなことを思い出した次第。
昨夜はほとんど寝た気がしない。ゲーム組の声に風呂から帰った同僚やマージャン帰りの同僚が立てる物音。これらが4時まで断続的にあってそのたびに目が覚める。0時過ぎにウトウトして以後は目が覚めていたのかも知れない。そして朝は7時起床。
日常において私は発泡酒を毎晩1〜1.5リットル飲む。そして眠くなってベッドに入ると2分程度で寝入っている。ところが全く飲まないと何十分も寝付けない。飲んで寝るのは気を失っているのであって眠ったのではないとかつて聞いたことがあるがその通りかも知れない。
昨夜は23時過ぎからビールを控えていた。翌朝の体調を考えてのことだったがそれで寝付きが悪くなったのかも知れない。同室には5人が寝たが内1人のイビキは凄かった。しかしイビキは反復継続であって慣れれば入眠には影響しない。寝てしまえば全く気にならない。
今日は旅館近くの筑波神社に行ってから車で移動して筑波山ロープウェイ乗り場へ。天気は雨。結局ロープウェイには乗らず昼食は炭火焼き。帰りも筑波エクスプレスで15時半頃には帰宅した。
今日は筑波山にいる。A社の研修で一泊旅行。総勢18人で筑波の宇宙センターや国土地理院「地図と測量の科学館」などを見学した。移動は車。自家用車2台と10人乗りレンタカー。
私は何人かと一緒に秋葉原から初めて乗る筑波エクスプレスで筑波に合流。そこから車。途中で1台からミッションオイルが漏れだすトラブル。重い人たちを乗せて車高が下がったところで底を打ったらしい。
夕方宿に入り何人かは会議のようだが私はまずは温泉。ゆっくりして夜は宴会。夜はマージャンをするグループと持ち込んだゲームソフトのグループ。私はどちらにも興味がないので人生ゲーム。小学校以来にやった。最初は3人でビリ。2度目は5人でトップ。
久しぶりにPDAで更新しているのでレイアウトはいつもと違うと思う。仕事で明日朝帰る人もいるが私は午後になる予定。
E社は水天宮前にあったが1年ほど前に買収されて今は会社がなくなっている。私が8月で辞めたD社はE社と提携関係にあってE社の人たちとは何度か一緒に仕事をした。そのうちのNさんとH氏と恵比寿で会ってきた。1年前に溜池山王で会って以来。
Nさんは広報担当だったから特に私とは頻繁にやりとりをした。E社の社内事情と私との板挟みになったこともあったはず。今は業務用プリンタ大手F社にいる。H氏とはメディアキャラバンでよく一緒に行動した。改めて聞けば7歳下なんだとか。最近家を建てたそうだ。
H氏が来てすぐ何か言われたのだが理解できず聞き返したら「ファインピクス」とか言う。話題の中で「床から雨漏りもするんですよね」とかも。なぜ私のプライベートをそこまで知っているのでしょ。この日記を読んでいると分かっても改めて言われるととても驚く。
話題は仕事の話より個人的な話の方が多い。仕事の接点はほとんどないので共通の知人の動向なども。住んでいたマンションの防音の話題とか。旅行に行きたいというH氏に徳島情報を伝えたり。19時半から気がつけば4時間。下ネタ含めて結構笑って楽しんだのである。
妻がエージェントをしようとしている米国在住のFさんに会ってきた。渋谷の飲んべい横町。渋谷にこんな面白い街があるとは今まで知らなかった。19時から狭い狭い階段を上った狭い狭い座敷で鴨鍋。味はともかく話はあちこちに。
聞けばFさんは福岡の人だという。太宰府出身でご両親は今は福岡市。さらに聞けばご両親がお住まいなのは私が8月まで仕事をしていたD社のすぐ近所。というより私が1999年に福岡で住んでいたところから徒歩2分のところ。角にローソンがあって消防署があってと超ローカルな話。
話はあっちに飛びこっちに飛んで歴史上の人物に自分をなぞらえるとどうかという話。妻も私も想像できず唸るばかり。男女の知り合うきっかけとか妻が私をどう評しているかとか諸々。人は人でさまざまな思いと経験を持っているんだと思う次第。
考えれば男は素直ではない。何を考えているのか分からない人が多いが女性は素直の自分の感性を言葉にする。そういう世界で仕事ができれば楽しいと思う。妻にとってはそんな仕事仲間な様子。いや楽しかった。だからこういう人の付き合いが人生の楽しさなのだと思うわけ。
そう言えば私がLumixをお譲りした相手でもある。撮影のコツなどお教えしようかと思ったがまだ箱から出していないとか。次の来日は12月とか。その後は妻が米国に行くと言っている。感性で響き合っているようで彼女と妻のこれからはどうなるだろう。ちょっと楽しみ。
ヨドバシでFinePixの新機種を予約してきた。11月18日発売のF31fd。予約してカードを同時購入するとカード代が半額になるというので発売後に買うより安いと踏んだ。なにせオリンパスとフジフィルムしか対応していないxD-ピクチャカードなものでSDに比べて2倍近くするのである。
デジタル製品を予約してまで買うなど初めてだと思う。初期ロットは避けたかったが不具合があっても対応製品が出るまで3ヶ月はかかるだろうとカメラメーカーのBPQ氏と話をしていて踏ん切りを付けた。11月25日に友人の結婚式があるのでそれまでに欲しいという事情もあった。
CCDはIXY Digital 900ISの1/2.5インチに対し1/1.7インチと大きい。それなのに画素数は710万に対し630万と低い。ISO3200の高感度で撮影した画質が他社のISO400や800に相当するという評価を信用することにした。手ぶれ補正もないし広角画角は36mmと平凡なものなんだけど。
人の顔を認識してフォーカスと露出を最適にするという機能も役立ちそうだ。IXYにも同等の機能があるが何せ高感度画質という他メーカーにない特徴を試してみたかった。昼間の撮影ならどのカメラでも大差ないはず。パーティや飲み屋または夜の屋外での撮影機能を重視した。
でも後からやっぱり28mmと手ぶれ補正が必要だとか言い出すんじゃないだろうか。と自分に対して疑心暗鬼。ただ何も考えずにキレに撮れるカメラにして欲しいという妻の要望に応えるには今はこれがベストだと思うわけである。妻も昼間の屋外より屋内撮影が多いはずだし。
妻が数秘術セミナーというイベントに関わっている。主婦の友社主催のイベントでこの分野における第一人者を米国から招聘して個人セッションも行った。アッと言う間に予約が埋まって私はとてもビックリしたのだがイベントでは信じられない偶然が続発したようで私はもっと驚いている。
この数秘術というのは名前や生年月日を元に運命の数を見るというものらしい。米国から招聘した人の本はベストセラーだそうだ。妻から聞く偶然の連鎖は恐ろしいほどのもので何か見えない力が働いているとしか思えなくなっている。
それで思い出したのが私の運命数である。運命数かどうかは知らないが昔から何故か「2」に縁があることを思い出した。例えば中学時代は1年の2学期から卒業までクラスのNo.2の役職にあった。出席番号も小学校以来たいてい2番。その頃から「2」を意識するようになっていた。
運命数は関連数字の各桁を足して1桁で表現される数字だという。例えば4月29日生まれなら4+29=33で3+3で6になる。それでいろんな数字を足してみると確かに「2」が多いのだ。その次が「6」「5」。優しい数字なんだとか。妻は逆にリーダーや権力を想起する強い数字だと。
一種の占いだと思っていたが話を聞くと納得できる。そんなわけで自分の運命や社会の中の役割がおぼろげながら理解できる気がしているところ。
本棚にある実用書を整理してリストにした。意外だったのが90年代から通信や放送に関する技術入門書を買っていたこと。何が目的だったのだろう。全く覚えていない。何か仕事に役立つかもと思いつつ単なる個人的興味だったような気がする。
内容を覚えていて役立ったと思うのは知識を仕事などで使ったものが多い。例えば著作権法の本は繰り返し調べたから役になったという気持ちが強い。セキュリティ技術も自宅のルーターや無線LAN設定でその知識は役立ったから本を見ただけで愛着があったりもする。
本当は経営関係の本もあるのだが80年代から90年代前半のころのもので読んでもおらず今回のリストからは外した。般若心経の本を何冊も持っていたことにも驚いた。せっかくだからもう一度読み直してみようかとも思っている。
これを見ると私の興味の対象がよく分かる。年代も合わせて見ると興味の変遷も何となく分かる。実はまだ書棚の奥に占いとか英語関係など他ジャンルの本が隠れている。そのうち気が向いたらリストに挙げてみようと思う。
Panasonic Lumix FX01を売ってCanon IXY Digital 900ISを買うつもりだった。ところが意外に評判が悪い。画面の四隅や左右どちらかがボケると言う。広角28mmと手ぶれ補正のせいだという説もあるが私はサンプルを見ても気にならなかった。だから900ISでいいのだが。
改めて他の機種も調べていたらFUJIFILM FinePix F30の評価がやたらと高い。高感度での高画質がウリ。確かに旅行先のホテルやレストランで夜撮るとフラッシュなしだとブレるしフラッシュありだと背景が潰れる。ヨドバシでも店員さんも画質の違いははっきり分かると言う。
壊れてしまったがCanon PowerShot G1は夜も活躍してくれた。理由を考えると液晶画面を上に向けて胸前で固定できたこと。AEBを多用して手ブレを抑えたこと。そもそも今のコンパクトデジカメでは見かけないF2.0という明るいレンズだったこと。CCDのサイズも大きかったこと。
いろいろ調べるとコンパクトデジカメはカメラ本来の機能を改悪しつつ別の技術でカバーしているように見える。小さくするためと画素数を上げるため。特に画素数についてはL版プリントなら200万画素あれば十分のはず。小さくするためレンズは暗くなりCCDは小さくなり。
それが不満なら一眼レフにしろということか。カメラメーカーも利幅が大きい一眼レフを買わせたいのだろう。小ささを優先するならどこで妥協するかという問題なのだと思う。私に一眼レフを使う根性はない。妻は小さなカメラでないとダメだと言う。そんなわけで悩む悩む。
昨年に続き地元消防団の旅行で東京に来た従兄弟と新宿で会ってきた。父の兄弟のうち長男の長男。私は次男の長男。昨年と同じく4男の次男と妻も一緒。新しいメンバーは4男の次男が婚約者を連れて来たこと。次男の次男つまり私の弟は連絡したが来なかった。
話は自然と婚約した若い2人のこと。4男の次男S君は私の9つ年下で婚約者は12こ下。従兄弟とはいえ9つも違うと覚えていない。会った記憶は昨年に次ぎ2度目。初めて来た彼女も緊張したかも知れないが男たちは結局ただの酔っ払い。妻は帰りにいろいろ話をしていた様子。
S君は父の葬儀や法事で最近よく会う叔父とそっくり。似ていないのかも知れないけど目の動きや仕草がそっくり。いずれ禿げれば風貌に似るのだろうなと思う。妻も言っていたが実は奥さんの方がしっかりしているのかも知れない。尻に敷かれるぐらいがいいかもね。
新宿歌舞伎町でS君が予約した店は2時間で追い出され2軒目に。呼び込みに付いていった店は狭くてタバコ臭くて席についてすぐ退散。ホテル近くの居酒屋で23時過ぎまで話をした。帰りは従兄弟が持ってきていた鳴門金時5kg箱を渡されホテルの紙袋をもらって持ち帰った。
何十年の間に2〜3度しか会っていないけど従兄弟と言うだけでズケズケ言ったり混ぜっ返したり。多分性格も多少似ているのだろうと思いあれやこれや。S君の実家は神戸だから次回は徳島で合宿しようという話とか。そんなわけで大いに酔っぱらった。
8月10日の日記に書いた中学以来の友人I氏と会ってきた。蒲田に通う彼の帰宅通路ということで横浜。私の自宅からも1時間弱で行ける。横浜駅の外に出たのは2度目だと思う。香川丸亀に本店があるという骨付鳥専門店に連れて行ってもらった。
話題はまずお互いの経歴の復習から。何年に会社を辞めたとか何年まで転勤していたとか。最近会ったのは私の結婚式の6年前でその前は10年前の彼の結婚式だった様子。10年間で3回目。学生時代や入社直後はしょっちゅう車で遊んでいたが会ってみたら全く変わっていない。
話の流れで私はどんな人間なのだと聞いてみた。行動が予想外で流れに乗らず人がしないことを最初にするというイメージがあるのだとか。その意味で風船なのだが妻の日記を読んでいると彼女との関係性では重しになっているように見えると。なるほど。
彼は私に深夜の峠道の面白さを教えてくれたのとプログレッシブロックを教えてくれた。そんなわけで私が死んだら葬式にはピンクフロイド「狂気」を流して欲しいと依頼しておいた。そうそう。いずれ遺書も作ってこのページに書いておかないといけない。
お嬢さんが生まれたとき綺麗に撮るため奥様にも写真を奨めて一眼レフを10台も持っているとか。奥様も一眼レフを使いこなすのだそうだ。そんなカメラメーカーの設計者と一緒に帰りは駅前のヨドバシカメラで昨今のコンパクトカメラを物色。話は尽きずビール5杯で酔っ払い。
株式会社の設立申請を行ってきた。法務局の出張所に書類を提出。社名は株式会社TMインタラクティブと言う。tm interactiveは妻が前の会社を退職してフリーになったときに決めた私たちの屋号である。この日記の「tm-i.net」もこれに由来する。2人の名前の頭文字と姓から取った。
10月19日に公証人役場に行ったのは新会社の定款の認証を受けるためだった。新会社法で手続きが簡略化されたとはいえ申請書類は多い。結局本を見ながら自分で作った。税理士さんに紹介された司法書士さんに相談したが私の書類でOKと言われ手続きも自分でやってみた。
月曜日に法務局に相談に行ったら何カ所か間違いを指摘されて修正。印が違うところは「横に押し直したらいいですよ」とあっさりしたもの。ともあれ作成し直した書類が1部。印を押し直した書類が3部。全部で書類は10種類。これをセットにして提出。13日までに登記が終わる。
会社を作ったと言っても単に書類を出しただけで感慨はない。がPDAの師匠がお祝いしようと言ってくれたもので日本橋ですき焼き。大手町に歩いてキウイサワー。大手町の真ん中にできたフットサル場で試合を見てテクニックに感動して11月の始まり。
さて会社は作ったが売上はない。売上を立てるには段取りがいる。まだ言えないことばかりだが一応計画は進んでいて本格的なビジネスは来春以降になる予定である。
<Diary Index Page>
<Top Page>
© 2006 Takashi INAGAKI